ロシアの新製造拠点に関して

ロシアの新製造拠点に関して

2019年7月22日、サンクトペテルブルクのマリイノ工業団地 に当社のロシアでの製造拠点が竣工いたしました。投資総額は 2,100万ユーロ(約24億7,300万円)にのぼります。定礎式に は、サンクトペテルブルク市長代行、アレクサンドル・べグロフ 氏、VTB(取引銀行)副総裁・会長、およびマリイノ工業団地経 営者、デニス・ボルトニコフ氏、ドイツ連邦共和国サンクトペテ ルブルク総領事、エルチェ・アデルホルト博士、ドイツ・ロシア 海外商工会議所所長、マティアス・シェップ氏をはじめ、主要な 販売パートナー、そしてロシアの当社全従業員が参加のもと執り 行われました。

ザルスタットグループ取締役会長、ユルゲン・ザルスタットは 「1991年に当社がロシアで営業活動を開始して以来、当社製品 の需要が伸びていることを受け、この意欲的なプロジェクトを通 じ、ロシアならびにその周辺諸国における将来のビジネス展開に 重要な足がかりを築く運びとなりました。」 と、挨拶しました。 建設工事の完了は2020年5月を予定しており、製造・倉庫・管 理などの機能を持つ新拠点の総面積は9,700平方メートルで、現 存のモスクワの営業オフィスに続くロシアでの第二の拠点となり ます。

定礎式の挨拶でアレクサンドル・べグロフ氏は、サンクトペテル ブルク市をはじめとする周辺地域における同建設プロジェクトの 重要性を強調しました。 「高水準の技術を兼ね備えた製造拠点がサンクトペテルブルクに 建設され、また、市民の雇用創出にも、我々は高い関心を寄せて います。」

新製造拠点では新たに約40名の雇用が見込まれ、当社の採血シス テム製品、S-Monovette® および Microvette® の製造ライン構築 を計画しています。同製造拠点では、市場におけるビジネス展望 を見極めながら、既存または新しい製品のライン拡大をも視野に 入れています。