2013

Sarstedtは2013年の生化学分析賞に対し5万ユーロの賞金を提供しました。

(Prof. Dr. F.-U. Hartl)

2013年10月23日にドレスデンで開催されたドイツ臨床化学・検査医学学会は、「生化学分析」賞をF.-U. Hartl教授に授与しました。

Martinsriedにある、マックス・プランク生化学研究所代表であるFranz-Ulrich Hartl教授は、テーマ「神経変性疾患に関連したシャペロンを用いたタンパク質の折りたたみの重要性」における功績に対し本賞を受賞されました。

教授の研究成果は、神経変性疾患治療用の新薬開発に大きく貢献する可能性があります。

Hartl教授は、分子シャペロンが、神経変性疾患に関連する原線維とタンパク質凝集体の形成を阻止する可能性があることを示しました。したがってシャペロンは、将来、アルツハイマー病やパーキンソン病などの疾患の治療を改善し、さらに完治させる可能性のある新薬の開発に大きな期待を持たせるものです。

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