DGKL 2019

生化学分析研究賞

Mattias Nauck教授、Y.M. Dennis Lo教授、 Rainer Schuster氏(左から)

香港中文大学、Li Ka Shing健康科学研究所所長であるY. M. Dennis Lo教授に、生化学分析研究賞が授与されました。  この賞はドイツ臨床化学・医学検査協会(DGKL)が、二年毎に 贈与しているものです。(DGKL : German Society for Clinical Chemistry and Laboratory Medicine)

Lo教授の分子遺伝学および遺伝研究診断分野の画期的な研究が受 賞につながりました。遡ること1997年、妊娠中の女性の血液に 胎児のDNAを特定して以来、リキッドバイオプシー(液体生検) 分野のパイオニアとして活躍されています。教授の研究は、とり わけ無細胞DNA分析を基礎とした腫瘍・出生前診断に注がれてき ました。遺伝性の腫瘍成長の早期追跡、母親の血液から判断する 胎児のトリソミーの非侵襲的診断が可能となります。

DGKL理事長であるMatthias Nauck教授と当社の営業・研究・開 発担当役員であるReiner Schuster氏が総会のセレモニーで賞を 授与しました。 

総会でのSchuster氏のスピーチは、法で定められた「科学的研究 の自由と主体性」、「より良い社会への教育」に焦点をあてたも のです。

「崇高な目標を達成するには、基本条件の整備が、政治面だけで はなく、産業界においても重要な課題で、この賞に対して当社 がスポンサーとして、関わることができたことは非常な名誉であ る。」と強調しました。また、Lo教授の革新的な業績は診断学に おける持続的な発展を導いたと、SARSTEDT社を代表して最大の 敬意を表すると述べました。

今年度の年次総会は#moderndenken (think modern)をテーマ に2019年9月25日~28日にマグデブルグで開催されました。最 新の健康政策、医学検査診断が総会の焦点になった他、オーダー メード医療分野における画期的なプロセス、新しいバイオマーカ ー検査、医学検査のデジタル化ソリューションなども紹介されま した。

研究賞は、1986年に科学的研究に対する功績を称えるため創設 されたものです。当社は2008年以降、DGKL のスポンサーとし て、過去6回研究賞の賞金、50,000ユーロを支援しています。